逆襲のシャア

 逆襲のシャアを見たのは、もう15年以上も前の話である。しりきれトンボの作品だと多くの若者が酷評したが、私はひどく感動した。
 右翼=地球連邦、左翼=ジオン公国として捉えれば、これは右翼と左翼の衝突である。地球=共同体の重力に縛られた地球連邦と、それに反発したジオン公国との戦いであるが、伝統と反伝統の対立を意味するものと考えられる。シャアは、アクシズ要塞をぶつけて地球を氷河期にして制裁を加えようとする。
 しかし、クライマックスシーンは、よかった。アクシズが地球に落ちようとするのを、地球連邦のみならず、敵であるジオン軍も自己の命を顧みず阻止しようとするのである。ジオン軍の兵士のこの行動をどう解釈するのか?

 本当は、右翼も左翼もないである。また、共同体主義もリべラリズムもない。そのような区別は人間がつくりあげた実体なき妄想である。 母なる地球から生まれた生命に差別はない。そのような視点に立てば、右翼や左翼という区別は人類にとって無意味である。生きとし生けるものは、三千大世界を分有するのである。

   社会的予言
 近い将来、右翼/左翼を無効化する社会的出来事がおこるであろう。世界が進歩する一つの契機になるであろう。それは太陽と月が一つになる時におこるであろう。
 
[PR]
by merca | 2007-06-23 10:27 | 社会分析
<< いじめ加害者は集団 イマジンの平和思想 >>