多神教、相対主義の寛容

  寛容は美徳である。
 ブログのイラストは、ローマ元老院の哲人である。今こそ、寛容を是とするローマ帝国の精神が必要だ。
 若いころに、一神教的教条主義と決別し、正しいものは、ある範囲内で複数あると考え出した。正しさが唯一であるという偏頗な思想が争いと傲慢を生むことを知った。科学という一神教が近代の怪物となり、文化破壊をしないか心配である。もともと科学という一神教的発想がなかったらニセ科学もないのである。多神教的相対主義の寛容の精神でもって、科学を認めるとともに、スピリチュアルも認めるのである。ともに対象となる世界=次元空間が違うだけである。争うことなかれ。すみ分けるべし。区別せよ。
 (科学/非科学)という区別に拘泥し、他の区別を受け入れることができなくなると、豊かな人生を送ることはできまい。ニセ科学批判システムのコードである(科学/非科学)、(装う/装わない)という区別は、いくらでも別の区別で相対化しうるのである。

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by merca | 2008-01-06 17:50 | 理論
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