ネット魔女狩り現象の解決

 西條氏の構造構成主義から観察すると、ニセ科学批判者とニセ科学批判批判者との対立は、一種の信念対立に還元されると考えられる。
 ニセ科学批判者とその周辺者たちが、ニセ科学批判問題にまつわるエントリーにピラニアのごとく食い付き、延々とコメントが続き、種々の他ブログが炎上している。さらに、必ずふま氏が現れ、情報を拡散する。このような構図は何度も繰返されている。これはもう一つのネット社会病理現象である。
 ニセ科学批判批判をして炎上したブロガーたちの思うところには共通性がある。ニセ科学批判者が、自身の科学観(物差し)を絶対化し、魔女狩りをしているという印象を受けるわけである。私のみならず、多くのブロガーたちがそう思っているようである。ネット空間社会で起きている「ネット魔女狩り現象」について社会病理現象として分析することは興味深い。
 西條氏がニセ科学問題に参戦したかどうかは知らないが、この信念対立を解消することができるのは、構造構成主義のみである。両者の信念対立は、(事実/物語)、(絶対主義/相対主義)、(客観主義/主観主義)という二項対立に還元される場合が多い。
 科学と宗教を共に相対化できる哲学的理論をもつ構造構成主義者たちに、ニセ科学批判論争の結論を委ねたい。システム論者であるこの私は、構造構成主義者の若手論客の参戦を期待しているのである。

  人気blogランキングの他ブログも知的に面白いですよ。


人気blogランキングへ
[PR]
by merca | 2008-04-13 23:23 | 理論
<< 構造主義科学の信念対立 信仰と信頼の区別 >>