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ニセ科学批判に多様性・自由性は存在しない。ブクマ編!!

「ニセ科学批判に多様性・自由性は存在しない。」というエントリーを書いたら、はてブで多くの反応があった。いつもと同じような方もいるが、中には参考になるブックマークもあったので、列挙しておきたい。

「arakik10 議論の体をなしていない挑発的エントリを書くとublftboあたり起点でイナゴのようなネガコメでブクマが伸びるサンプルとしてクリップ」
 
 ブロガーレベルで最高のニセ科学批判の水準を誇るTAKESANさんに、あらきけいすけさんは、つっこみをいれていたと記憶する。ブクマでは、 TAKESANさんの世話になっているので、なんとも言いがたい。
ちなみに、TAKESANさんと天羽さんのニセ科学批判は、異なる。ニセ科学批判の範囲について、天羽さんが自然科学に限定するのに対して、TAKESANさんは社会科学も含めようとする。

damae 「「ニセ科学」と言い出したのは菊池誠ではない」http://shibuken.seesaa.net/article/104100509.html/菊池さんと天羽さん、あと左巻さんあたりを見ただけでもだいぶ芸風に差があると思うが。

 ニセ科学という言葉は最初から存在したかもれしないが、ニセ科学批判の実質的意味を確立させたのは、やはり菊池さんでしょう。

「mfigure ニセ科学, 参考, 思想, 批判, 興味深い, 疑似科学 生半可な意識で批判するとシンパに潰されるのか。批判記事を書こうかどうか迷っていたが、あぶないあぶない。/この記事の内容についてはさらに調査が必要だな。 」
 
 安易なニセ科学批判は怒られます。正しいニセ科学批判は、科学的真理が唯一であるのと同様に、一つの正しいニセ科学批判しかないと考えているからです。

「quix_que ニセ科学批判批判, これはひどい, 陰謀論 いやぁきくまこ先生ってそんなに教条主義的だっけ?おおよそその対極にいる人だと思うが。そりゃ末端には教条主義的なニセ科学批判者もいるかもしれないけど、それを見て全体がそうだと思うのって視野狭窄もいいとこ」

 そうかやはり正当・主流が菊池さんで、末端が存在するのか。正統派と異端末端がいるということを教えてくれてありがとうございます。

「 y-mat2006 ニセ科学批判批判 自分の論敵は結託してるように見えるの法則/社会的影響力がなさそうだったら、言及するだけ時間の無駄なのかも。 」

 論宅こと私の影響力は、私を非難してくれるニセ科学批判者によって支えられています。社会学で言う予言の自己成就ですね。

「NATROM 安易なニセ科学批判を批判したら、「自分たちの論理に合わない発言を異端視し排除する」。安易なニセ科学批判をスルーしたら、それはそれで、「身内に甘い。相互批判が出来ておらずカルト的」だとか言いそうだ。 」

 正しいニセ科学批判は一つしかないという発想をとるなら、そのような考え方になる。このコメントは、正しいニセ科学批判は、科学的真理と同じく、一つしかないから議論で一つに絞る必要があるという発想が根底にある。はなから根底に置いて菊池教授による一つの正しいニセ科学批判でまとまっているのなら、相互批判も必要ない。異なるニセ科学批判が共存している状態を想定できないところに、NATROM氏に深く根付く典型的な科学的絶対主義が認められる。

「steam_heart ニセ科学批判を社会現象とするなら、セカンドオーダーからの視点で言うべき。ポストモダンの社会学としては半端。 」

 残念ながら、セカンドオーダーの観察をすると、具体例を提示しないメタでかたずけられてしまうので、あまり効果はありません。一度やってみて下さい。必ずはてブでスターになります!!

「nue-nubata 考え方, ニセ科学 ニセ科学批判ったって一枚岩ではないです。『水に言葉を投げかけると~』に対する批判ですら、『とにかく実験すべき』派と『物理的におかしい』派と『キレイな結晶とは何か』派がいたりします。(他にもいます)」

 この方の意見は一番価値がある。確か水伝については、菊池教授は「反証実験すべき派」を批判し、これまでの科学的知識から判断して水伝は科学的事実ではないと批判していると記憶している。反証実験すべき派は今はどうなっているか知りたい。水伝について反証実験すべき派は、ニセ科学批判者として登録抹消されたのでしょうか? 菊池教授に反対する反証実験すべき派について知っている人がおればコメントが欲しいです。

 補足
 あらきけいすけさんからクレームのトラックバックがありました。ニセ科学批判をしているということで、その部分は事実誤認のなので削減しました。ただ、TAKESANさんと論敵かどうかは、私の解釈のレベルなので、事実誤認とは性質が異なりますので、削減しようかどうかと迷いました。しかし、本人が熱くなっており、気分を害されているようなので、余分な摩擦をさけるために削減しましまた。

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by merca | 2010-02-12 21:09
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